電験の勉強方法紹介
こんにちは。
今日は、電験の勉強方法について話をしていきたいと思いますが、あくまで私個人の考え方ですので、良いなと思った点だけを参考にしていただければ幸いです。
今回は、電験3種の場合について話を進めていきます。
私が、当時やっていた3種の勉強方法は、
➢ 各科目のテキストを一通り読む
➢ 理論と機械に関しては、テキストに書いている内容をノートに書き写す
➢ 過去問を約15年分解く
大きく分けると上記の三つです。どの勉強内容も大切だと思いますが、やり方次第では本当に無意味なものになります。
私が失敗したと感じている勉強は、二つ目の「テキストの内容をノートに書き写す」ことです。これは、今思い返すと無駄が多かったと思います。何が悪かったのか、それは単純です。ただ単にテキストに書いている内容を写していただけだからです。でも、当時はそれだけで勉強している気になっていましたし、知識が身に付いていると思っていました。
ノートに書き写すことで理解が深まり、知識が身に付く方にとっては無駄な勉強ではないので、継続することが良いと思いますが、私のように何も考えずにただ書き写すだけならば絶対に辞めてください。
次に、一つ目のテキストの読み込みですが、特に電気を初めて勉強する方からすると、専門用語が多く、意味が全く分からないものも多いかと思います。それでも、テキストを1〜2回、一通り読むことをオススメします。意味が分からない用語がでてきても、まずは、「こんな用語があるのか」と認識するだけで良いと思います。
三つ目の過去問を解く、これが一番重要です。なるべくたくさんの問題を解けるように時間を確保してください。
個人的には、試験制度が変わった平成7年度以降の過去問(現在だと約25年分)を解けば十分だと思います。余裕があれば、2種の過去問にチャレンジするのも良いと思います。
過去問を解いている途中で、解説を見ても理解できない点や気になる点があれば、テキストや詳しい専門書を確認(読み返し)してください。今は、SNSが発展しているのでこちらに頼るのも良いと思います。
理解できた内容は、忘れないようにノートにまとめたり、過去問題集にメモすることが良いでしょう。
最初は分からない、理解できなくて当然ですが、
たくさん問題を解く ➠ テキストを読み返す ➠ ノート等にまとめる
を繰り返すことで、次第に問題が解けるようになり、理解が深まっていくと思います。
勉強方法に正解・不正解は無いですし、方法は人それぞれですが、効率良く勉強を進めることが合格への近道ではないでしょうか。
電験の勉強をされている方、これから勉強を始める方は、この記事を参考にしていただき、効率の良い勉強方法を見つけていただければ良いなと思っております。