電験勉強スケジュール(理論編)
こんにちは。
今日は、私の電験1種勉強スケジュール(理論編)について、話をしていきます。
全体編を読まれていない方は、以下のリンクよりご確認ください。
さて、電験1種理論の試験範囲は、試験センターホームページでは、
「電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測」と簡単に(短く)記載されていますが、皆さんご承知の通り実際の勉強範囲はかなり広いです。当然、全ての範囲をしっかりと勉強することが大事ですが、今回は、私が重点的に勉強したいと考えている以下の範囲に限定して話をします。
➢ 静電気
➢ 電磁気
➢ 過渡現象
➢ 直流回路
➢ 三相交流回路
上記に記載した範囲は、毎年1問は必ずと言っていいくらい出題されています。それだけ重要なのでしょう。ということは、この範囲で確実に点を取ることができれば合格できるはずです。
よって、最低でも上記の範囲はしっかりと勉強したいと考えています。
これは私の主観ですが、特に「静電気・電磁気・過渡現象」この範囲の勉強で苦戦する方が多いのではないでしょうか。(どの範囲の勉強も難しいですが...)
それは何故か、計算(数学)が複雑だからだと思っています。この三つの範囲では、微分・積分の知識(過渡現象の場合は、ラプラス変換も)が必須であり、ここを避けていては、合格は難しいでしょう。
少し話が逸れますが、2種・1種となると、上記の通り微分・積分等を攻略していく必要がありますので、理論の勉強を始める前に電気数学をしっかりと勉強することがベターだと思います。しかし、数学の勉強でつまづき、そこで勉強を断念してしまうようであれば、必ず数学をマスターしてから理論の勉強を始めなければいけないといった訳では無いので、理論と並行して勉強することをオススメします。
ですが、上記で記載した通り、避けることはできないので、私は最初に「静電気・電磁気・過渡現象」を勉強し、マスターしたいと考えています。実際の勉強は全然進捗していませんが、今は、電磁気をメインに取り組んでいます。
次に直流回路ですが、これは2種勉強時に1種の過去問を勉強していたので、ここはあまり時間をかけなくても大丈夫かなと思っていますが、厄介なのは「2端子対回路」です。
次に三相交流回路ですが、ここは全然勉強できていませんが、何とかなるだろうと変な自信?!があります。難しいことに違い無いでしょうが...
最後に電子(トランジスタ・演算増幅器回路)ですが、2種の時は全然勉強していませんでしたが、高校の時はテストで比較的良い点数を取っていた範囲なので、こちらも頑張れば何とかなると思っています。高校のテストと1種の問題の難易度は雲泥の差でしょうが...
以上が、私の電験1種勉強スケジュールになります。
次回は、電力、法規と二次試験の電力・管理について話をしていきたいと思います。
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