令和5年度第一種電気主任技術者試験
ご無沙汰しております。
電験一種の受験が終わり少し余裕ができたので、電験一種受験結果等について、振り返ることにします。
今年、令和5年度第一種電気主任技術者試験を受験しました。
結論からお話ししますと一次試験は4科目合格、二次試験は結果待ち(2024/1/26_webによる結果発表)となっています。
令和元年度に電験二種合格した後、電験一種の受験申し込みはしていましたが、勉強が全然追い付いておらず、2〜3年くらいは未受験といった状況が続いていました。
今年受験しましたが、実際の勉強状況につきましては、一次試験の総勉強時間を100とした場合、理論が90、電力・機械・法規で10といった感じかなと思います。
まずは理論合格したいといった気持ちが強く、残りの3科目は計算問題がほとんど出題されませんので、とにかく理論の勉強に集中しました。
それでも勉強不足の状況ではあったと思いますが、理論だけ合格できれば良い、あわよくば4科目合格できれば良いなと思い試験に挑みました。
【一次試験】
まず理論ですが、今年の問題は簡単だった方かも知れませんが、結果、80点満点で約8割点が取れており、合格できました。
問3の直流回路で苦戦しましたが、問4の過渡現象や問6の半導体の問題で満点取れたこと等が良い結果に繋がりました。
続いて電力ですが、電力はかなりギリギリでした。80点満点で約6割の結果。
問1〜4の出来が悪く、あきらめムードでしたが問5の変電所の環境調和と問6の電線のたるみの問題で高得点が取れたため、何とか合格できました。
続いて機械ですが、機械は80点満点で約7割点が取れており、合格できました。
問1〜3は満点、問4も高得点でしたが、問5の誘導機の問題で大苦戦。最終的には問6の自動化技術の文章問題に助けられたといった感じです。
最後に法規ですが、法規も80点満点で約7割点が取れており、合格できました。
自信はありましたが、問5の常時監視をしない発電所の施設に関する問題の出来が良くなかったです。
それぞれの科目で良かった点、悪かった点はありましたが、結果的に4科目合格でき、本当に良かったです。
9/4の合格発表後、無事に合格していることを確認し、二次試験に向け「電気技術者の基本知識(これだけは知っておきたい他)」を3冊とも購入しました。
そこから二次試験勉強が始まりましたが、本を購入したものの3冊全てを読み切るだけでも時間が足りず、直ぐに、全ての内容を頭に叩き込むのは不可能との判断に至り、二次試験までは過去問を解くことに全力を尽くすことにしました。
ざっくりですが、勉強法としては、家で机に向かって勉強できるときは計算問題を、通勤時や隙間時間には論説問題を解く。といった感じで進め始めました。
結局、途中からは計算問題の勉強しかしない結果となりましたが。
その分電力管理と機械制御の計算問題は平成21年度以降の問題を2〜3周解くことができました。
平成27年頃までの一種二次試験過去問は二種の時にも勉強していたので予備知識?は多少あったかなと思います。
自動制御は二種の時と同様、完全に捨てました。
パワエレも捨てようかと思いましたが、過去問だけは勉強しておこうと思い、三種や二種の問題も少し見直していました。
【二次試験】
結果はまだ分からないため、受験の感想だけにはなります。
まず電力管理ですが、問2,4,5,6を選択しました。
火力の論説は全く勉強しておらず、電力円線図は超苦手なため、上記の4問を選択。
問4の2相短絡故障計算は、過去問でいくつか2相短絡の問題を解いていましたので、絶対に落としたくなく、必死で解きました。
時間的にはこの問題だけで、50分くらい使いました。
恐らく解き方は間違っていないと思うのですが、計算ミスに気づいてしまったので、ショックです。
問5はほとんど間違えていると思います。問4に時間をかけ過ぎ、焦りからミスの連発です。部分点?がもらえると嬉しいなという感じです。
問2,6の論説は書けるだけ書きましたので、達成感?手応え?はあるのですが、的外れな解答かもしれませんので結果がどうなるかは分かりません。
総合的に二種合格した時よりかは手応えを感じているのですが、これは一種の二次試験ですので、結果はダメかもしれません。
次に機械制御ですが、問2,3を選択しました。
同期発電機、変圧器と見た瞬間にこれはいける!
と思ったのですが、問1の発電機は突極形...
無理だと判断し、問2の変圧器と問3のパワエレを選択。
変圧器はそれなりに点が取れていると思いますし、パワエレも過去問で同じような問題を解いたことがあり、それなりに点が取れていると思いますので、最低でも平均点くらいは取れていてほしいです。
結果はまだ分かりませんが、もし合格できていれば、パワエレを捨てなくて本当に良かったなと思います。
二次試験が終わって約1ヶ月が経過。合格発表まであと1ヶ月ちょっとありますが、結果がわかるまではゆっくり過ごすことにします。
もし不合格であれば2024/11の二次試験に向けて勉強を再開することにしますが、合格していればなるべく早く記事を書くようにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2023年2月11日 電験勉強会
皆様お疲れ様です。
昨日(2/11)は、2023年一回目の電験勉強会を開催しました。
今回の参加者は、前回より一名減で計2名でした。
少人数ですが、お二人にご参加いただけまして大変嬉しく思っています。
勉強会の名目は、もくもく会としていますが、
昨日は、個人で黙々と勉強していた時間はほとんどなく、
電験に関するトークをしていました。時間にすると約4.5時間。
参加者のお二人からはありがたいお言葉を頂戴できましたし、私にとっては有意義な時間となりました。
【勉強会風景】
電験勉強会のプログラムや時間等については
現時点では試行錯誤の段階ということもあり、万人受けするものではないことは自覚しています。
ただし、どれだけきっちりと構成されたものでも、絶対に万人受けするという訳でもないと思います。
それでも、やる(開催する)からには参加者の皆様にとって有意義であり満足していただける場の提供を出来るよう取り組む必要があると感じています。
至らぬ点は多々ありますが、少しでも興味があるという方は、一度だけでも結構ですので
参加をご検討いただけますと幸いです。
次回は、4月頃に開催を検討したいと思いますので、ご興味ある方は当ブログの他に
以下のTwitterやYouTubeもあわせてご確認をお願いいたします。
また、気になる点等がありましたら
TwitterのDMやYouTubeのコメント若しくは以下のアドレスへメールを送付いただけますと幸いです。
メールアドレス:mkstudy1753@gmail.com
よろしくお願いします。
2023年_第一回電験勉強会
皆さま、明けましておめでとうございます。
本年も当ブログの購読をよろしくお願いいたします。
早速ですが、2月に今年一回目の電験勉強会を開催したいと考えております。
詳細は未定ですが、日時は、土日何かの午後で、場所は大阪市内で計画しています。
内容は、もくもく会ということで、基本的には各自で勉強していただく形式にしたいと考えていますが
私自身が現在、電子の運動に関する過去問の勉強をしていますので
これを一つのテーマにしたいと思います。
具体的には、以下のような資料作成を進めていますので
この資料をもとに参加者の皆さまと一緒に問題を解いていきたいと考えています。
日時等の詳細については、別途お知らせさせていただく予定です。
少しでも多くの方にご参加いただきたいと考えておりますので、皆さまご検討よろしくお願いします。
気になる点等がありましたら、お気軽にご質問ください。
よろしくお願いします。
電験勉強会
お久しぶりです。
今回は、電験勉強会について、下記の通り開催したいと考えておりますので、お知らせいたします。
【電験勉強会】
日時:2022年12月10日(土)13時30分〜17時30分
内容:もくもく会
基本的には、各自で勉強していただく形式ですが、
分からない点について、他の参加者の方へ相談していただく等、
情報交換ができればと考えております。
場所:VILLENT京橋(大阪市内の別の場所に変更となる可能性があります)
費用:交通費のみご負担願います。
参加資格:電験受験生、電験の勉強をされている方。これから電験の勉強を始める方。
試験種別(1〜3種)は問いません。
現在、2名の方にご参加いただけそうです。
少しでも多くの方にご参加いただきたいと考えておりますので、皆さまご検討よろしくお願いします。
気になる点等がありましたら、お気軽にご質問ください。
よろしくお願いします。
電験受験の振り返り①
皆さんこんにちは。
今回から何回かに分けて、電験受験に関して、受験のきっかけ、勉強方法、苦労したことなどについて書きます。
あまり過去を振り返りたくないですが、今年の受験に役立つ発想が出てきたりすれば良いなとも思っています。
まず1回目の今回は、自分が電験三種を受験しようとしたきっかけなど、覚えている内容について書きます。
私が初めて電験三種を受験したのは、平成21年9月の13年前で、ちょうど会社に入社した年になります。
私は高校が電気科で電気の勉強をしており、高校3年の時は、電子回路など、どの科目も比較的良い成績を残していたと思います。
そして、確か高校3年の時だったと思います。
細かいきっかけは覚えていませんが、初めて電験三種の存在を知ることになり、担任ではないですが、先生から電験三種の数学対策プリントをもらいました。
そこから勉強してみようと思い、入社後に受験することになりました。
ただし、高3の頃から勉強を始めた訳ではなく、入社してから勉強を始めた記憶があります。
上記の通り、クラスの中では比較的良い成績だったこともあり、甘く考えていたのは間違いないですね。
実際、電験三種合格に至るまで、かなり苦労しましたし...
当時の電験三種勉強については、次回にさせていただきます。
勉強状況
皆さんこんにちは。
今日は、電験一種の勉強について書きます。
8月の試験まで残り三ヶ月を切っていますが、まだまだ勉強が足りない状況です。
最近は、理論の電磁気だけではなく、直流回路・三相交流回路・過渡現象など、電磁気以外の内容も過去問の勉強をしていますが、一日or二日に一問勉強するようなペースのため、勉強が追いついていません。
もっともっと自分を追い込まないといけないですが、自分にめちゃくちゃ甘いので、楽をしてばかりです...
仕事から帰ってきてなんだかんだしていると夜遅くになり、直ぐに寝てしまいます。
電験二種の時は、1時、2時まで勉強することが結構あったのですが、今は全然ダメです。
翌朝早く起きて一問だけでも勉強しようと思うも、結局起きれず...といったことの繰り返し。
まずはこの状況を打破出来るよう頑張りたいです。
今の勉強は、もっぱら過去問です。他にはテキストや雑誌(OHM)を一から読んでといった勉強も考えてはいますが、これらは、過去問で躓いた時の補助としています。
過去問では、ほぼ確実に躓いているので、テキスト等を読み返すことは多々あります。
どれだけ時間があっても足りない気がします。
家ではこどもの面倒を見たりする必要があり、椅子にじっと座ることも出来ないような状況。
さらに、こどもを寝かしつけてから勉強しようと思うのですが、一緒に寝てしまいます。
この時は、やってしまった、勿体無いことをしたと後悔していますが、いつも寝てしまいます。
こんな状況で合格なんて出来るのかといった状況です。
あーだこーだ言わず、とにかくやるしかない。